文化とマインドを反映しまくる音楽
最近、音楽に触れ合う機会が多くて、うわーこんなに多種多様!って思う。
最近出会った音楽を書いてみようと思います。
ポルトガルの伝統音楽 FADO
宿命を意味し、帰らぬ船乗りを待つ女の歌が起源との説があるそう。
せっかくだからリスボンでお店に聞きに行ってみた。ブルーノート東京みたいにドリンクと料理を楽しみながら、4,5曲ライブをやっては食事タイムになり、みたいな感じでとてもいいお店だった。ポルトガルワインとタコとイワシを楽しみながら音楽を聴くなんて至福の時間ーーー。お店には観光客もいれば、常連さんもいた。
隣の国のフラメンコとはまっったく違う。
どの曲にも歌声にも悲しみがにじむ。生きることがこんなにも醜く惨めで必死だということをギターの素朴な音と共に訴えかけ、その声が自分の中に浸透して感情を揺すぶるのを感じる。
ユーラシア大陸の1番西側に、こんな歌があったなんて、と圧倒されて涙が流れそうになってしまった。
マゼランの未知なる大陸への挑戦
リスボンから少し離れたPadrão dos Descobrimentos(発見のモニュメント)に行ったので、中学の頃吹奏楽でやった「マゼランの未知なる大陸への挑戦」を聞いてみた。超感動する。
日本人が吹奏楽用に作った曲だけども、こんなに情景が思い浮かんで感動するなんて…
リスボンも街中でのバンド
リスボンを歩いていたら、超盛り上がっている場所があって、ALTACENAというバンドが演奏してた。サックス3本∔トロンボーン∔ドラムという最高の組み合わせで本当にうまいし、楽しい!!!子供もお姉さんもヒッピーも盛り上がって最高だった。特にバリサクの献身的な姿には感動。。街中でこんな音楽に会えるなんてハッピーだなあ。
ストリートミュージックが栄えて受け入れられる土壌というのは、うらやましく思う。そういえばスペインにはあんまりストリート画家がいないけど、メトロにはたくさんの音楽家がいる。
芸術で自己表現するってすてきなことだと思います。
マドリード最大のディスコでまさかのバイオリン
お友達とクラブに繰り出したわけですが、マドリードのアトーチャ駅の近くのKapitalは7階建ての超でかいクラブで、フロアによって違う音楽が楽しめます。テニスのMATUA OPENのFIESTA OFFCIALになっていました。数日後には有名なテニスプレーヤーたちが来るのかな。
レゲエというかボサノバというかラテンのリズム感が私の体には合っていて、友達はアメリカではやっているような表泊のリズムが好きらしい。
人の中にはリズムがあって、それは本当に人によって違うんだな~って感じる。
そのクラブのメインステージで超カッコイイバイオリニストが演奏していて、びっくりしました。クラシックの真面目なイメージがあるバイオリンを、こんなクラブで演奏するなんて!!
世の中にあるものの中で、サッカーと音楽だけは国境を超える、と思う。
あと、お酒もだと最近カテゴライズするようになったかも。
思いがけず、たくさんの音楽に会うことができてます♪