ボールは丸い

少し、旅をしています♪ 直感と好奇心とお酒と世界中の友達と

2年目の計画中

1年目に何を勉強したのかと聞かれると、2年目に何をしなければならないかわかるので、書き留めてみる。今、コース選びしてるから。

1年目は、大まかにパブリックポリシーの基礎的なことを勉強した。コースのデザインとして、政治システムは腐敗する、マーケットは崩壊する、では、自分できちんと調べて根拠に基づいた政策を作りましょう。というメッセージがあったらしい。

さて、その政策ですが、国レベルなのか、行政のレベルなのか、はたまた国際関係のレベルなのか。分野は、保健なのか教育なのか、経済政策か福祉か開発か、なんなのか。このいろいろな分野の人がいるからMPAは面白い。じゃあ、自分がどのツールや武器をつかって政策を作れるのか、分析できるのかー法律なのかマクロ経済的な分析なのか、エコノメトリクスを極めるのか、それとももっと実践的なマネジメント的な世界なのかスペシャリストなのか。これを磨こうというのが2年目の使命である。

1年目でキャリアチェンジ、ということを念頭において、パブリックポリシーがなんなのか、社会の利益を最大化する為に生きるのだ!的なスタンスはできあがった気がするので、じゃあ、あなたは世界に対して何をするのか?といったようなことを勉強しようという流れだと思う。

じゃあ、私はなんですかというと、志望動機書に書いたことに戻ってしまうー。1年目は幅を広げすぎて、OECDのリサーチから貿易政策でWTOに行ったり、インターンは気候変動や都市計画というありさまだから、ぶっれぶっれにも程があるという批判を自分自身から一番浴びているのですが、スポーツが心を揺らすことを思い出さされてしまった、この夏、アメリカで、、というのが本当のところである。

スポーツフォーピースあはは。みたいな、浮き足だって聞こえるテーマが少し嫌だったのもあったけれど、世界は人間の安全保障をすこし飛び出るあたりのフェーズに着目しているのであって、これがこれからうまくかみ合うと面白いと思うし、スポーツ界でちゃんとこっちの勉強している人が、あんまり出会わないから、世界を見渡してもあんまりいないんだと、思う。私があんまり主張してないからあんまり現れなかったのかな。スポーツ色押していこっと。

これを話していていつも思うのは、問題がわからない。文書で、どこどこで移民が増えてだれだれのビジネスが奪われて経済が混乱しているから、お金を貸してこういうプロジェクトをやらないといけない、というのを読むけど、その、どこどこのだれだれは、本当に困っているのかが見えないし、何が本当に欲しいかわからない。きゃー致命的。本当はそこに行きたい。

私のアプローチというと、逆だったのかもしれない。この夏、ヘッドクオーターで勉強させてもらったことが多いから、いくら困ってる人がそこにいたって、キレイなオフィスでヒールつかつかしてネクタイつけてる人の間で行われている交渉は必ずしもそのニーズにはあっていないのよ、って言われたような気がしている。けれども結局お金を回すみたいなことは、理に適っているし、みんなが大好きな”サステイナブル”にはとっても大切なことなんだと思う。けれどお金に色があるのは事実ですね。

その末端ユーザーのことを勉強したい、と思ったけど、それってこのいわゆるエリート学校でできるのか?!じゃあここにあるリソースというのは、いろんな国から国の問題を抱えた(どれくらい肌で感じているかはまったくの別問題)生徒たちが来ているので、それについて一緒に考えること、と、セオリーとか分析の仕方を身に付けること、とあと学校の名前を借りて色々することと・・・

  • 手法を身に付ける系
  • スペシャル分野 違う人と違う人が一緒に生活を始めようとする場面の何か
  • ハイレベル政治の何か アンドレス校長?

以上、勉強する方の目標でした!!

インプットとアウトプット!!