ボールは丸い

少し、旅をしています♪ 直感と好奇心とお酒と世界中の友達と

1分たりとも”無駄な”時間があってはならない ?

特に昨日、スペインの休日を歩いていて、公園でただただ歩いていたり、話していたり、寝ている人がいたり、いちゃついているカップルがいたり、っていう風景を見ていて、”何にもしていない”時間が多いんじゃないか?とも思ったりしたけど、そういう時間も大事かもなあと思ったりもしている。

生産性のある時間が多いほど、人生はいわゆる成功するかもしれないけど、それが豊かな人生なのかということについては、議論の余地が無限大だと思う。

 

私は生きることにストイックだから、一日の中で、何もしていない時間があることがすごく嫌いで、1つ1つが人生の目的に繋がっていなければ気が済まない。だから疲れるんだよ!と思う。笑

 

特に、仕事を辞めてニートになってからは、自分に24時間が与えられて、会社に買い取られている時間=つまりお金に変わる時間がなくなって、時間をお金に換える手段を捨ててしまったから、時間を自分の糧にしなければいけない!!というプレッシャーの中で生きていた。

だから、ニートの時は毎日7時に起きてスペイン語を勉強するところから始めて、必ず9時には活動開始して、何かしら英語の勉強をするか職探しをするか出願の準備をするか、していた。(ニートの定義から外れているかもしれない)

そういえば、確か、大学受験の時も一日14時間勉強していた。

睡眠6時間∔朝ごはん1時間∔昼ご飯1時間∔おやつ休憩30分∔夜ご飯とお風呂1,5時間。それ以外の時間は勉強!!目の前に目標と危機感があるときの人間てすごいな笑。

 

時間を無駄にしてはいけない、みたいなストイックなヨーロッパ人が書いてそうな記事を読んだことがあるけど、電車を待っているときにメールをチェックしろ、スーパーのレジに並んでいるときに上司に明日の連絡をしろ、とか書いてあったけど、そうしている人は何もかも効率がいいんだろうな。

東京にいるときも、電車の中にいる時間を以下に有意義にするか、というのは毎日のテーマだった。

 

あと、携帯のゲームとかやったことがなくってそれなら本を読む。だから、小説とか娯楽的な本は無駄で、啓発本とかリアルな話を読まないとダメだ、とか思ってたけど、芸術に触れることだって、大事なんだと思うようになった。

 

今スペインにいても、毎日早めに起きて、顔を洗って朝ごはんを食べて30分後くらいには机に向かい、何かを始める。

 

じゃあ友達と遊んでいる時間は??自分にとってめちゃめちゃ大切な時間です。人と会うことで刺激を得られる、というのはあるけれど、刺激だけじゃなくて楽しさや癒しを貰える友達、仲間、家族、好きな人と過ごす時間はもっとも尊い!という価値観をもっているので、真の陰キャラを免れているのかも。

 

生きるの、しんどそうだね、と思われるかもしれない笑。

でも、一日一日、何かが増えていくのがとっても好きで、楽しいなと思う。

でもスペイン人を見ていて、なーんにもしない時間が人生を豊かにしているんだなあーという考え方も受け入れるようになった。そんな私の人生はさらに豊かになっているかも。