ボールは丸い

少し、旅をしています♪ 直感と好奇心とお酒と世界中の友達と

G20 シュミレーション

私のプログラムで行われた、G20 simulation というイベントに軽い気持ちで申し込んだ。

 

イベントは金曜なのに、火曜日に、準備しなさいね〜というメールが、膨大な資料と共に送られて来た。

みんな、やばいやばい!って言って40%以上の人がキャンセルしたらしい。私も色々迷ったけど、こういうのすごいやってみたかったから挑戦してみよう!と思ったけど、前の日に、フランス人ががっつり準備してるのをみて、キャンセルすることにした。つまり、逃げることにした。

 

でも、金曜の朝、準備は不要です〜という意味のわからないメッセージが来たので、やっぱり参加することにした。

オーガナイズされてない。。

 

ここまでの前提は全く論点とは違うんですが、何事も挑戦しようということです。

 

参加してみたら、本当に面白かった。

今まで、模擬国連とかそういうのに参加したことがなかったので、会議の進め方自体も勉強になった。

 

それ以上に、多国籍すぎるメンバーと一緒に、キャピタルフローを改善する枠組みを作ることをテーマに、議論したのが面白かった。

イメージしている国ごとの外交上のキャラクターが、まあ大体一致していた。

アメリカがリーダーシップを取りたがるというか、取っていることを見せつける、中堅国は必死に提案をしてくる、ロシアは…。

みんなの認識が大体合っていて、どの国とどの国が仲悪いっていうのを共通認識として持っているなぁと思った。

 

私はサウジアラビア代表団の役に割り当てられて、フランス人のDavidとペアだった。G20で唯一の中東アラブ国として、どのように振る舞うかは、結構謎だった。

記者殺害事件もホットトピックとして存在し、基本的に石油があるので国の将来は心配なし、まあ、周りの中東小国たちの面倒は、あんまり興味ない…

そもそも、あんまり、話し合いたくない、、みたいな態度を取っていると、メキシコ人の女の子から、こそっと、GDP10位に入ってるから、お金出さなきゃいけない立場なんだよ?いいの?と言われて、Davidと爆笑しながら、やっべ、お金出すやつ全部反対しよ、とかいう戦略にでた。

 

終わった後、フィードバックし合うのもダイバーシティのクラスならでは。日本役をやったAlinaちゃんに、いいね、程よく決定的なことを言わないけど、途上国とも話してる。途上国の集まりのところにJapan Japan! と言われて呼び出され、金を出せと言われるが、やんわり断る風景を見て笑ってしまった。

 

成立した合意は以下。

We support the idea of strengthening IMF surveillance with the purposes of assisting countries in improving their own institutions and put forward the idea of shared responsibility by all nations in the funding of this endeavor according to capability, for example GDP

Reduce and diversify risk on a system-wide basis to mobilize significantly greater private investment, including portfolio-based infrastructure financing. Build a developing country infrastructure asset class with the scale and diversification needed to draw in institutional investors.

Share and exchange the practices of innovative business models from each G20 member seen as enablers to unlock access to wealth creation sources and opportunities to strenghen domestic market. For instance: digital economy from Indonesia (four out of eight unicorn tech companies are from Indonesia).